登録・プロフィール・相手探し・メッセージという流れを確認する。友人だけに目的を限定せず、望む関係が相手と一致するかを確かめる。 希望する関係、相手への説明、確認方法、費用、困ったときの窓口を整理する。個別の法的判断は確認できる相談先へ持ち込む。
18歳以上の既婚者の交流を対象とします。関係自体への金銭の授受は前提としません。
既婚者向けサービスの実態は、仕組みから確認する
登録・プロフィール・相手探し・メッセージという流れを確認する。友人だけに目的を限定せず、望む関係が相手と一致するかを確かめる。
以下は既存の公式照合記録(2026年10月17日)をもとにした説明です。点数や順位は当時の記録で、今回の再採点ではありません。
既婚者マッチングアプリは、既婚であることを前提にして、同じ立場の人と知り合うためのサービスです。使う流れは、おおむね次のとおりです。
- 会員登録をする(無料のサービスが多い)
- プロフィールを作る(ニックネームで登録できると公式に書くサービスが多い)
- 相手を探して「いいね」を送る
- おたがいに「いいね」をするとマッチング
- メッセージを送り合う(その前に年齢確認があり、男性は有料プランが必要なことが多い)
名前は「アプリ」でも、実際はブラウザで使う Web サービスが多いのも特徴です。照合した公式情報では、既婚マッチ・Healmate・既婚者クラブ・カドル・オープンマリッジ・セカパなどが、App Store や Google Play のアプリではなく、ブラウザで使うサービスだと書いています。
もう 1 つの仕組みが「届出」です。異性と知り合う場をインターネットで提供する事業者は、インターネット異性紹介事業として、警察署を通じて公安委員会に届け出ることになっています【要確認】。照合した 14 サービスのうち 13 が、届出の受理番号などを公式サイトに掲示していました。掲示を確かめられなかった 1 つ(Sepa)は、当サイトの比較では対象外にしています。
年齢・婚姻の確認と、費用を分けて読む
公的書類での年齢確認と婚姻状況の確認は別。無料登録が全機能無料とは限らず、使いたい機能の条件を読む。
以下は既存の公式照合記録(2026年10月17日)をもとにした説明です。点数や順位は当時の記録で、今回の再採点ではありません。
年齢確認は身分証、既婚の確認は自己申告が中心
年齢の確かめ方は、公的な身分証明書を提出する形が中心です。照合した 14 サービスのうち 10 で、その記載を確認できました。
一方、既婚かどうかを確かめる仕組みについては、照合できた公式の記載が Healmate の 1 件だけでした。それも登録時に「既婚である」にチェックする自己申告で、書類で確かめると書いたサービスは見つかっていません。
| サービス | 年齢確認(公式の記載) | 既婚の確認(公式の記載) |
|---|---|---|
| 既婚マッチ | メッセージの前に公的身分証明書(運転免許・健康保険証・パスポート・住民基本台帳カード) | 記載を確認できず |
| オープンマリッジ | 運転免許証・マイナンバーカード・パスポート(審査は通常 1〜2 営業日) | 記載を確認できず |
| Anemone(アネモネ) | 運転免許証・マイナンバーカード・パスポート・運転経歴証明書 | 記載を確認できず |
| Healmate(ヒールメイト) | 運転免許証・健康保険資格確認書・パスポート。電話番号の確認も | 登録時に「既婚である」にチェック(自己申告)。既婚者でない場合は強制退会と記載 |
| 既婚者クラブ | メッセージ交換の前に公的身分証明書 | 記載を確認できず |
| カドル(Cuddle) | メッセージの利用に公的証明書の提出が必須 | 記載を確認できず |
つまり、相手が本当に既婚者かどうかは、サービスの仕組みだけでは確かめきれません。年齢確認があることと、既婚の確認があることは別のことだと覚えておきましょう。「記載を確認できず」のサービスは、公式サイトで確認してください。
料金は「女性無料・男性はメッセージから有料」が多い
照合した 14 サービスのうち 12 が、女性は無料(基本無料を含む)と公式に書いています。男性は、登録やいいねまでは無料で、メッセージから有料プランが必要になる形が中心です。
男性が無料でできる範囲は、サービスによって違います。
- 既婚マッチ:いいねの送信とマッチングまで(いいねは 1 日 3 回まで)
- Anemone:マッチングまで
- カドル・Meet:登録からマッチングまで
- オープンマリッジ:登録・プロフィール作成・相性診断まで(検索・いいね・メッセージは有料)
- セカパ:登録とプロフィール作成まで
男性の 1 か月プランは、照合した範囲で 3,980 円(既婚マッチ)から 9,980 円(カドル)まででした。料金の形や長期プランの額は、料金の記事(KN10)で詳しく比べています。
| 項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 年齢 | 公的書類などで確かめる方法 |
| 婚姻状況 | 年齢確認とは別の確認方法・申告 |
| 利用料 | 登録・検索・メッセージの境目 |
利用者の数字と、出会えるかの説明を分ける
累計会員数と地域の活動人数は違い、口コミや会員数だけで結果は言い切れない。目的と地域が合うかを無料範囲で確認する。
以下は既存の公式照合記録(2026年10月17日)をもとにした説明です。点数や順位は当時の記録で、今回の再採点ではありません。
どんな人が使っているか:会員数は公式の表記、男女比・年齢層は公式で確認
登録しているのは、既婚であることを利用の条件にしたサービスを選んだ既婚者です。たとえば Healmate は、法律上の婚姻関係にある人だけが使えると公式に書いています。
目的は、友人づくりや話し相手など人それぞれです。オープンマリッジのように、プロフィールや検索の条件で「目的」を示せるサービスもあります。
会員数を公式に表記しているサービスは、照合した範囲では 3 つでした。
| サービス | 公式の表記 | 読むときの注意 |
|---|---|---|
| 既婚者クラブ | 累計会員数 105 万人(2026 年 10 月現在) | 累計なので、退会した人も含む数 |
| Healmate | 登録者 50 万人突破 | いつの時点かの記載なし |
| セカパ | ユーザー数 1 万人突破 | 2025 年 11 月 1 日のお知らせ |
どれも「いま使っている人の数」ではありません。数の大きさだけで選ばないようにしましょう。
男女比や年齢層は、当サイトでは公式の記載を照合していません。「女性が少ないのでは」という不安も、公式が男女比を示していない限り、外からは分かりません。気になる人は、各公式サイトで確認してください。
出会えるかは数字で言い切れない:無料の範囲で様子を見る
実際に相手と知り合えるかどうかは、住んでいる地域、目的、プロフィールの書き方で大きく変わります。「何割が出会えた」といった数字では言い切れません。
確かめ方は、男女で少し違います。
- 男性:多くのサービスで、メッセージには有料プランが必要です。まず無料の範囲で、同じ地域にどんな人がいるか、いいねが返ってくるかを見てから、有料プランを決めましょう。長期プランは月あたりが安くなりますが、まずは 1 か月で試すと負担を抑えられます。
- 女性:無料で使えるサービスが多いぶん、気軽に始められます。そのぶん、相手の目的をプロフィールとやりとりで確かめることが大切です。
初めて会うときは、昼間の人の多い場所を選びましょう。お金の話や、投資・外部サイトへの誘いが出たら、そこでやりとりをやめて運営に通報してください。
- 全国の累計会員数が多ければ、近くで交流できますか。
全国の累計と地域の活動人数は違います。自分の地域や目的に合う相手を確認できる範囲で見て、利用を考えます。
利点と注意点を整理して、利用前の確認へ進む
希望する関係、相手への説明、確認方法、費用、困ったときの窓口を整理する。個別の法的判断は確認できる相談先へ持ち込む。
以下は既存の公式照合記録(2026年10月17日)をもとにした説明です。点数や順位は当時の記録で、今回の再採点ではありません。
メリットとデメリット:配偶者との関係と法的な問題も先に知る
| メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|
| 既婚であることを最初から前提にして話せる | 配偶者との関係が悪くなるおそれがある |
| 多くのサービスで、メッセージの前に年齢確認がある | 不貞行為にあたる関係になれば、法的な問題につながるおそれがある |
| 監視や通報の仕組みを公式に書くサービスが多い | 男性は費用がかかる |
| 女性は無料で始められるサービスが多い | 既婚の確認は自己申告が中心 |
| ニックネームで登録できるサービスが多い | 知らない相手とのお金や勧誘のトラブルの可能性がある |
とくに大切なのは、配偶者との関係と法的な問題です。不貞行為にあたる関係になれば、配偶者や相手の配偶者から慰謝料を求められるおそれがあります。どこからが問題になるかは個別の事情で判断されるので、気になる人は弁護士に相談してください。言葉の意味と線引きは「セカンドパートナーの意味」(KN07)、使うこと自体の法的な扱いは KN12 で説明しています。
「サクラがいるのでは」という不安もよく聞かれます。サクラがいるかどうかは、外からは確かめようがありません。かわりに、公式に書かれた対策を見ましょう。照合した 14 サービスのうち 12 が、運営による監視や確認の体制を公式に書いています(「24 時間 365 日の監視」と書くサービスもあります)。通報やブロックの機能があるかも、確かめておきたい点です。
口コミ・体験談の読み方と、公式で確かめる5つの点
口コミや体験談は、その人のその時の一例です。住んでいる地域や目的が違えば、結果も違います。広告や紹介を含む記事もあります。
「何割の人が使っている」「何割が出会えた」といった数字を見たら、誰が、いつ、誰に聞いた調査なのかまで確かめましょう。出典が分からない数字は、判断の材料にしないほうが安心です。
口コミより確かなのは、公式サイトで確かめられる次の 5 つの点です。
- インターネット異性紹介事業の届出番号が掲示されているか
- 運営会社と、特定商取引法に基づく表記があるか
- 年齢確認のしかたが書かれているか
- 料金と、無料でできる範囲が書かれているか
- 退会のしかたが書かれているか
くらべるナイトの比較表は、こうした公式の情報だけで、料金/年齢確認・本人確認・既婚の確認/プライバシーへの配慮/届出と運営情報の公開/トラブル対策/使える機能と端末の 6 項目を点数にしています。公式で確かめられた情報の割合(充足率)が 60% に届かないサービスには順位を付けず、届出番号の掲示を確認できないサービスは対象外にしています。
| 順位 | サービス | 総合点 | 充足率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 既婚マッチ | 86.1 | 73% |
| 2 | オープンマリッジ | 84.4 | 74% |
| 3 | Anemone(アネモネ) | 82.9 | 70% |
| 4 | Healmate(ヒールメイト) | 79.2 | 86% |
| 5 | 既婚者クラブ | 77.4 | 72% |
| 6 | カドル(Cuddle) | 69.1 | 70% |
Meet・セカパ・既婚リンク・Afternoon.・OVENS・YOLOO・MarriedGo の 7 つは、充足率が足りないため順位を付けていません。評価基準は v1.0 の下書きで、確定前です。
→ 比較表を見る(公式情報にもとづく採点)
まとめ
- 既婚者向けサービスの利用目的は、友人・話し相手だけと決めつけずに確認します。登録からやり取りまでの流れも、公式の案内で確かめます。
- 年齢確認は公的な身分証が中心です。既婚の確認は自己申告が中心で、書類で確かめると書いたサービスは見つかっていません。
- 料金は「女性無料・男性はメッセージから有料」が中心です。
- 会員数は一部のサービスの公式の表記だけで、男女比・年齢層は公式で確認が必要です。
- 出会えるかは数字で言い切れません。無料の範囲で様子を見てから決めましょう。
- 配偶者との関係や法的な問題につながるおそれがあることも、先に知っておきましょう。
使うかどうかを決める前に、比較表で公式の条件を見比べ、気になるサービスは公式サイトで条件を確かめてください。
→ 比較表を見る → 公式サイトで条件を確かめる
くらべるナイトからひとこと
利用者の数字だけでは、あなたの生活に合うかは分かりません。希望する交流と使える時間が説明できるところから、条件を確認してみましょう。